クラトスの町 母親 「気をつけてね、ラティ。 ラティ 「大丈夫だって。 ・・・父さんのぶんも頑張るから。 女 「あら、今日はミリーちゃんと一緒 じゃないのね。 ミリーの父 「うちの娘にも困ったものだ。 法術の修行もせずに毎日あそんでばか り・・・。 シーナ 「ラティがケガしたらシーナが治して あげる!キラキラ〜って。 ラティ 「はは、ありがとな。 食料店のおばさんフレーゼ 「ラティ、新鮮な野菜が入ったから お母さんに伝えておいてね。 ラティ 「ええ。 道具屋の娘 「私、料理も覚えたいけど細工も好き なの。楽器も弾いてみたいけど、 才能ないからなぁ。 1.はげます ラティ 「諦めるなんてソフィアらしくない ぞ。がんばればきっと隠れた才能があ るかもよ? ソフィア 「そうよね・・・ありがとう、 ラティ。 2.ほっとく ラティ 「母さん、フレーゼおばさんが 野菜が入ったってさ。 母親 「あら、そう? それじゃあさっそくいかなきゃ。 クール村 老婆 「この村の男たちはほとんどが出稼ぎ に行っとるんじゃ。 妻 「明日、夫が出稼ぎから帰ってくるん です。半年ぶりなんですよ。 老人 「若者は少なくなるばかり。この村も どうなるのか・・・。 カルナス 転送士官 「ここは、転送室です。 ある程度の大きさまでなら、 10万キロ以内に転送可能です。 クラート村 男 「この村で採れた果物は世界中で高値 で売買されているんだ。 男 「お、旅人だね。プラムアップルはも う食べてみた? タトローイ モンスター捕獲隊 若者 「僕はモンスター捕獲隊の者です。 でもまだ弱いのしか捕えたことないで すけど。 剣士 「今日は強い奴が集まってるな。 これじゃあモンスター捕獲隊も大変だ なぁ。 冒険者 「この闘技場に出すための怪物を 生け捕りにしてくることを専門に行っ ている冒険者のグループがいるらしい ぜ。生け捕りにするなんて、相当な 実力が無いとムリだろうな。 純な男 「魔界戦争以前にいたという 旧異種族の遺跡が世界各地に残ってい るらしいですね。 子供 「キューイシュゾクっての、僕が生ま れるまえにいなくなっちゃったんだっ て。なんで? 老人 「魔界戦争・・・ワシらが若い頃はそ りゃもう、今とは比べものにならない ほど激しい争いがあったんじゃ。 若者ラスター 「アストラル場は山岳の頂点にある し、しかも中に入る手段が運河船と 危険極まりない洞窟だけ。まさに 難攻不落の陸の孤島さ。 オタニム 女剣士 「アストラル騎士団に紅一点、女性の 騎士長がいるらしいの。騎士団長 ライアス様の娘という話だけど、 あーもう、ステキよねぇ。 若者 「魔界の怪物は一体どこから現れてい るんでしょうか? 若者 「レッサーフェルプールという種族は リズム感や音感に優れているんだと さ。ちなみに俺はオンチ♪ ポートミス 今風の若者 「ムーア国王ってあんま顔見たことな いぜ? 清楚な女性 「ポートミスの通行が不便になったの は北方の蛮族が現れるようになってか らなんです。これも魔界の勢力が関わ りあるんでしょうか・・・。 おばさん 「ムーア国王も軍隊を強化しようとは 思わないのかねぇ。 側近 「国王を命に代えてもお守りするのが 我々の役目! 側近 「この命、国王とお妃様にささげま す! 兵士 「不審な者が町に入らぬよう、見張 りをしています。 衛兵 「前ムーア国王は平和主義的な考えが あって、この国はあまり軍備が充実し ていません。今は魔界と言う共通の 敵がいますからいいのですが、もし 魔界の王アスモデウスが倒されること があったら・・・なんだか逆に嫌な 予感がしてしまいます。 <シルヴァラント 巡回兵 「一般の人は許可が出ないと街の外に 出られないんです。 巡回兵 「あの巨大な砂時計、意味あるのか なぁ。今何時かわかんないもんなぁ。 若い学者 「私は旧異種族の間に伝わっていたと いう魂のけいやくについて研究してい ます。 若い学者 「まだわからないことが多いのです が、伝説にある悪魔とのけいやく・・ 望みを叶える代わりに ってやつですね。それと似たようなも のだったらしいです。 騎士ゼル 「最近魔物の動向が静かなんです。 何かの前触れでしょうか? 騎士クルト 「最近魔界の軍勢が攻めてこないのは 弾がなくなったんじゃないのか? 学者 「シルヴァラントから更に北に行くと 旧異種族の遺跡があるはず何だが、 私じゃ危険でとても行けない・・・。 学者カノイ 「シルヴァラントから東の方へ行くと 岩壁の裂け目に遺跡への入り口がある らしい。 宮廷紋章術師 「ジェランド殿を超えるような立派な 宮廷紋章術師を目指しています。 老賢者 「もと宮廷紋章術師のジェランド様は 魔界大戦中のゴタゴタにまきこまれて 殺されてしまった。我々は惜しい 人物をなくしてしまったよ・・・。 <アストラル 剣士 「アストラル騎士団長のライアス様は 昔武勲をたてられ、国王から刃の無い 剣を授かったとか。 巡回兵 「なぜ魔物はライアス様を襲ったんだ ろう?こんな事は一度もなかったの に。 左利きの傭兵 「アストラルはヴァンや シルヴァラントのように直接魔界の 軍勢とは戦っていないが、 ハイランダーの傭兵なんかはたくさん 向こうで活躍してるんだ。 紋章法術師 「私は現在“獣人化現象”について 研究中なのだ。リカントロープと呼ば れる種族が極稀に存在するのだが彼ら は何と人の姿から狼に変身するのだ。 なぜだろう? 剣士 「魔界大戦の三大功労者の一人といえ ばまず最初にあがるのがライアス様 だ! 衛兵 「噂ですが、魔物がライアス様を 襲ったのはライアス様が国王から授 かった何かを狙ってのことではないか と言われています。 冒険者 「ヴァン王国で鉱石探索の依頼を 受けたんだが・・・どこにあるんだそ んなもの? <!ヴァン 傭兵 「くそっ!いつのまにあんなところに 検問ができたんだ?聞いてねぇぞ! 冒険者ジル 「シルヴァラントにはヴァン国王の 許可が無いと行けません。行っても 途中に検問があって追い返されます よ。 衛兵 「剣を志す者にとってハイランダーは うらやましい存在ですよね。生まれつき 才能があるなんて、いいなぁ。 おばさん 「ヴァンはとても歴史の古い国なんで すよ。 賢者ヴァンク 「映し出されたものとそっくりな 複製を現実に作り出してしまうという 不思議な鏡があったらしいですね。 興奮ぎみの学者 「僕は種族について研究しています。 レッサーフェルプールという極めて ネコに近い種族が現在でも存在してい るらしいです。・・・ネコ耳・・・ み、見たい・・・。 紋章使い 「最近捕えた魔物から得た情報です が、魔界の王アスモデウスが恐ろしい 兵器を造っているとか。ムーア大陸の ほうで爆発が起こったときはドキッと しましたよ。あれはあれでまた謎の 事件ですけど。