ケツイのシステム

 このページではケツイ独特のシステムについて触れていきます。 シューティング初心者対象ということもあり、専門用語をがんがん入れていく一方で 解説もいたしますのでご心配なく。詳しい用語解説はそれ専用の解説ページを参照してください。


 基本編

 自機
 操作方法
 ロックシステム
 倍率ボックス
 エクステンド

 応用編

 2週目
 空ロック
 点数計算


 自機

 このゲームでは自分の機体をA−TypeとB−Typeの2種類から選べます。 2機体の特徴は以下のようになっております。

 ここで、とりあえずゲームを一度クリアしてみたいという方には断然A−Typeをお勧めします。 速度はそこそこ速く、ショットはワイドに広がり、さらにロック時間は短めという1週目攻略のみでは いうことなしの万能機体です。迷わず選んでみてください。ところでB−Typeですが、移動速度が 早すぎ、ショットが狭い、さらにロックに時間がかかる、と一見すると悪いところだらけなのですが、   2週目では、無意味に弾が広がらない、むしろ2週目の弾幕に対抗するにはこのくらいの速さがないときつい、 ロックに時間がかかるのでむしろ空ロック(後述)が楽、などなど上級者にはもってこいの機体になっています。 私は上級者じゃないのでほとんど扱えませんが。ということで、このページでは基本的にA−Typeメインの 攻略になっています。一応Bにも応用可能ですが、多分ところどころ大きくアレンジが必要になってくると思われます。


 操作方法

 いまさらどうこう書くこともないと思いますが。レバー8方向が自機の8方向の動きに対応しています。 Aボタンはショットボタン。連打するとショットを連打し、押しっぱなしにするとロックになります。 この使い分けが重要になりますのでしっかりマスターしてください。Bボタンはボムボタンです。 ボムは使用回数が限られている代わりに画面中の弾幕を一定時間消してくれる上に自機も一定時間無敵になります。 危なくなったらすぐにボムを打ちましょう。 最後にCボタンですが押しっぱなしにすることでショットを打ちっぱなしになります。 じゃあ、わざわざ3つ目のボタンを使う必要はないな、と思われがちですがこのCボタンが生命線の肝になってきます。 ただ、指を置いておけばショットをうってくれるので Aボタンを連打したり押しっぱなしにしたりといろいろ考えることもありませんし、 とりあえず、出していても基本的には損になりませんし(後半や稼ぎには損になることもあります)。 それでも個人的にはとりあえず押しとけボタンになっています。

 ボタンの押し方の流れとしては

 Cボタンを常時押しつつ、ちょっと固めの敵(中型機以上)が出現したらAボタンを押しっぱなしにし、 危なくなったらBボタンを押すという感じになると思います。

ちなみにボタン押しっぱなしの優先順位は Bボタン>Aボタン>Cボタンとなっていますのでボムが出ないということはないと思います。


 ロックシステム

 これがとりあえずケツイのメインシステムともいえるシステムで、ほかのシューティングとの 差異がここに際立っていると思われます。 いうまでもなく、ロックシステムというのは相手をロックすることで 機体から垂直的、もしくは放射状的な攻撃しかできなかったものに対して 画面上のいたるところから攻撃が可能になります。つまり、敵が画面右上部にいるにもかかわらず 画面左下部から攻撃ができるということになります。プレイすればこのありがたみがわかってくるとは思います。 といっても、ロックは敵から大きく離れすぎると(基本的には横幅が開くと)外れてしまう こともあるので過信は禁物です。といっても、わりと離れつつ攻撃は可能です。


 倍率ボックス

 これもケツイ独特の点数システムです。 倍率ボックス(通称箱)は1〜5(5の倍率ボックスを特に5箱といいます)まで存在し、 敵をなるべく近くで破壊することで高倍率のボックスになります。 ちなみに遠すぎて破壊すると倍率ボックスはでてきません。 出てくる目安は図のようになります。 一定距離内にいると自動的にこっちに吸い付いてきますので、 パワーアップアイテムのように必死に取りにいかなくても大丈夫です。 さらに、倍率ボックスは敵をショットで倒すと必ず1個、ロックして倒すと複数個手に入る という性質があります。基本的に小型機の場合は少なく、大型機になると多くなるようです。

で、この点数システムですが、非常に難解なつくりになっています。 とりあえず、図にあるように3つに分かれていて、上からステージ倍率、 敵倍率、倍率カウンターとなっています。 まず、ボススコア倍率はクリア時にもらえるボーナスポイントの変数になっています。 具体的にはボス倍率×(自機数×500点+ボム×50点)になっています。 ステージ倍率は敵を倒すごとに出てくる倍率ボックスがそのまま加算されていき、 その累計ポイントがボス前に出てきます。 しかし、ボス戦が始まると1秒に3くらいの割合で減っていってしまいます。 さらに、ボスのパーツをロックショットで壊す、もしくは形態変化をロックショットで起こしてしまうと ステージ倍率が1割減ってしまいます。 ということでボスは速攻撃破が基本になります。 また、自機数が少なかったりすると形態変化をロックでしたほうが点数が高かったりするので ロックで形態変化させるか、ショットで形態変化させるかは場合によります。 また、ボス倍率はボス戦時は敵倍率(下記参照)のような役割を果たし、 形態変化や撃破をロックで起こすとボス倍率×素点が点数になります。 といっても、ノーミスノーボムならたいていはショットで形態変化が基本になると思いますが。

次に敵スコア倍率(簡単に敵倍率、または累計倍率ともいいます)は敵をロックで倒したときの点数の変数になっています。 敵によって素点というものが決まっており、敵をロックショットで倒した場合は素点×敵倍率 が点数になります(ショットで倒した場合は素点×1)。しかし、敵をロックショットで倒した場合敵倍率自体が 小型機なら1/30、中型機なら1/20、大型機なら1/10減ってしまうのでボス倍率のように ただ稼げばいいというわけでなく、素点の高い敵に絞ってロックショットをするほうが 点数的に得な場合があります。中、大型機の場合そのあとにたくさん倍率ボックスを出すので なんともいえないものがありますが。

そして、現ロックショット倍率と倍率継続時間(総じて倍率カウンターとよびます)は 敵をその都度ショットショットで倒していたらいつまでたってもロックショットで5箱を出せません。 ご心配なく、このゲームでは1以外の倍率ボックスを取ると一定時間はロックで敵を倒しても1箱ではなく 現ロックショット倍率に表示されている箱が出てくるのです。その一定時間とはその横にある倍率継続時間 があらわしています。この倍率継続時間は敵を倒していくことで微妙に回復し、ショットを打たないと すぐに0になります。これをうまく使うのが稼ぎの基本になりますので、頭で覚えるより体で覚えてください。 ポイントになるのが、敵を倒すと微妙に回復し、ショットを打たないと0になるということです。 ロックで倒すべき相手は基本的に中型機以上になりますので、回復させながら行くか、それともいさぎよく0にした後に 再度ショットで小型機を倒して倍率ボックスを手に入れる(これを着火といいます。特に5箱を着火することを5着火といいます)べきか。 一応ステージ攻略でもある程度は触れると思いますが、自分なりにやりやすい方法を考えていってください。

 以上を踏まえると点数稼ぎのノウハウとしては

 (ショットで小型機を倒して5着火→中型機をロックで倒す)×n→ボスを速攻撃破

 という流れになります。これにノーミスノーボム(1度も死なずに、一度もボムを打たずに)を加えれば いい感じに点数が稼げます。実際やるのはかなり難しいんですが。


 エクステンド

 ここまで点数に触れてきましたが、初心者になぜわざわざ前まで出させて稼ぎをしろと説かねばならないのかですが、 点数が高いとエクステンド(つまり、1機Up)が期待できるからです。このゲームではエクステンドは2回あり、 それぞれ2000万点と4500万点で1機づつUpします。これが非常に重要で、生命線が1機でも増えるというのは 非常に心強く、到達場所が伸びていく可能性が高くなります。稼ぎ所というのは存在するのである程度 稼いだりすればその後でエクステンドが期待できます。さらに点数を稼げばある条件を満たせますし…。


    さて、ここまでは基本事項なのでこれくらいは知っておくべき、マスターしておくべき、ということをあげました。 これ以降のものは基本的にクリアするためだけなら知る必要はありません。が、ケツイにはまっていると 知りたくなること、そしてクリアの先を目指すためのポイントとなっています。

 2周目

 2周目では1面から5面までをもう一度プレイします、それも何か間違ったような弾幕で。 このゲームには表2周と裏2周、と2周目が二つ存在します。それぞれの突入条件と特徴は

表2周目裏2周目
突入条件ノーコンテニュー、かつ
ミス+ボム使用数が6以下ノーミスノーボム+点数1.2億以上
敵の強化一部の敵においてあり
ラスボス蟹発狂DOOM
打ち返しあり(赤色)大めにあり(青色)
敵弾速速めかなり速め

 クリアすると表2周を、表2周にいけるようになってくると裏2周へといきたくなるのが世の常です。 表2周目の突入条件が甘めというのもそこに大きく貢献していると思われますし。


 空ロック

 着火せずにロックで倒したのに1箱以外がたくさん降ってきたということはないでしょうか。 偶然にも空ロックが成功したものと思われます。 空ロックとは敵をショットとロックの境目(変な表現ですが)で撃破すると起こります。 ショットからロックする場合、時間的にラグがあり、そのラグの間中ショットは打ちっぱなしになっています。 このラグのショットで敵を撃破した場合に空ロックが発生します。空ロックの特徴は着火とロックを同時に行うため 両方の特徴を受け継ぎます。具体的には

  • 箱が敵との距離に応じる(ショット依存)
  • 降ってくる箱の数はロックしたときと同じかそれ以上(ロック依存)
  • 敵倍率、ステージ倍率は減少しない(ショット依存)
  • 点数は素点×1(ショット依存)
  •  となっています。いいとこ取りのようですが、最後の特徴が曲者なのでなんでもかんでも空ロックばかりというわけにはいきません。 しかし、空ロック自体が非常に難しいのでできたときの喜びはありますし、なにより魅せ技になります。 中級者には覚えてほしい技です。ステージ攻略で空ロックに触れることもありますし。

     ちなみに、空ロックはロックが成立する直前であれば直前であるほうが箱の数が増えるようです。 ボスなどたくさん箱を落とす相手にいろいろやってみるとよくわかると思います。


     点数計算

     上述のものをまとめますと

  • ショットで倒すと素点がそのまま
  • ロックで倒すと素点×敵倍率
  • ステージクリア時に(自機数×500点+ボム×50点)×ステージ倍率
  •  が、点数の収入源となっています。一応ショットを当てることで10点づつくらい点数は増えますが。 しかし、これを阻害するのがロックショットによる敵倍率と ボス倍率の降下です。ここでは、ちょっと理論的に(あくまで理論的な値を超えませんが) 点数計算をして見ます。データは私のプレイからとってきていますが、ある程度期待値的なものも 含めて比較、計算してみます。


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